事例 銅および亜鉛成分を含まない鍍金にしたい
- お客様からのご相談
- これまで旋盤加工VA・VE.comで量産対応をしていたスペーサーについて、当初鉄系の材質に対してクロメート処理を行っていました。しかしエンドユーザー様からの指定で図面変更となり、RoHSへの影響を考慮して、銅および亜鉛成分を含まない鍍金はないか?とご相談がありました。
こうしたご相談を受け、旋盤加工VA・VE.comからはカニゼンメッキを推奨させて頂きました。カニゼンメッキとは、電極を使わないニッケルメッキ(下地に銅を使わないことも可能)という特徴を持った表面処理方法であるため、今回の製品の使用環境でも問題はないとご判断いただき、採用となりました。その結果、現在でも量産品として納入をさせて頂いています。