旋盤加工豆知識
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基礎知識
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<旋盤加工は丸物の加工だけか?> 旋盤加工といえば、バー材などから「丸物」ワークを削り出す、というイメージを持たれる方が大半かと思います。このイメージは合っているのですが、複合旋盤を使えば、丸い母材から角物ワークを削り出すことも、実は可能です。 旋盤加工VA.VE.comを運営する㈱オーゼキでは、旋盤加工…続きはこちら>>
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NC自動旋盤とは、バー材(棒状の素材)からNC旋盤加工を自動で連続して行うNC旋盤です。 NC自動旋盤の加工は、バー材から製品を加工して切り落とし、そしてまた製品を加工し切り落とす加工を繰り返して生産していきます。そのため、バー材から加工することで、人が付かずに連続運転(無人化)できることが特徴です。同じ製品を自動で連…続きはこちら>>
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旋盤を使った加工品は、産業機器・自動車・医療・食品・建築などありとあらゆる業界で使用されています。しかもその材質・形状・精度などは使用環境により千差万別であり、中には使用用途に適さない設計や加工方法が取られている場合があります。つまり、旋盤加工というものは何か?どんな工具を使って、どうやって切削加工を行うのか?そして…続きはこちら>>
工具
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今回の旋盤加工豆知識は、シャフトやスリーブなど、これまで内面研磨を行っていた部品をコストダウンするアイデアについてお伝えしたいと思います。 内面研磨を行う目的には様々あると思いますが、仮に面粗度を向上させるために行っているのであれば、本当にコストの高い円筒研磨という加工方法が果たして妥当なのか?ということを知っておくこ…続きはこちら>>
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スローアウェイチップとは「投げ捨て」、つまり切削加工に使用される使い捨ての工具のことを指すものです。スローアウェイは日本固有の呼び方であり、海外では「インデキサブル(index-able)工具」と呼ばれたりしています。NC旋盤加工やNC自動旋盤に加え、マシニング加工でも用いられています。 切削加工の歴史は古いですが、ス…続きはこちら>>
材質
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旋盤加工に使用されるステンレスの鋼種には、代表的なものとしてはSUS303・SUS304、SUS420、SUS440、SUS630などがあります。これらは耐食性が高い、あるいは焼入れ・熱処理ができるなど様々な特性をもった鋼種になりますが、その中に、SUS XM7 というものが存在します。これはどういったものなのでしょう…続きはこちら>>
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アルミは合金のため、熱による変形を起こしやすい特性を持っております。そのため、精度を要求されるようなアルミ旋盤加工品の場合、夏と冬で計測時に誤差が生じることはもちろん、人間の手で部品に触れただけで、変形し、誤差が生じることがあります。 そのため、精度が求められるアルミ部品の場合、計測を行う場所の温度を一定に保つこと(約…続きはこちら>>