アルミは合金のため、熱による変形を起こしやすい特性を持っております。そのため、精度を要求されるようなアルミ旋盤加工品の場合、夏と冬で計測時に誤差が生じることはもちろん、人間の手で部品に触れただけで、変形し、誤差が生じることがあります。

そのため、精度が求められるアルミ部品の場合、計測を行う場所の温度を一定に保つこと(約20℃)、ならびに、製作後1日程度保管し、製品の状態が落ち着かせ、表面温度を計測したうえで、精度確認・測定を行う必要があります。

旋盤加工VA・VE.comを運営する「株式会社オーゼキ」では、お客様からのご要望があれば、上記の高精度確認も実施させていただきます。

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