事例 旋盤加工品の内部バリ残りを何とかしたい。またコストダウンもしたい。

お客様からのご相談
マニホールド用ボディにおいて、当初はSUS304での加工相談が旋盤加工VA・VE.comにありました。お客様は内径奥のシート面(この図面でいう赤丸部分)のバリを懸念されていました。この部分に少しでもバリがあるとリークが起こり、流量制御に影響が出てしまいます。
旋盤加工VA・VE.comのご提案!!

当社からは、安定した仕上がりをするべく、マシニング加工後の電解研磨を提案させて頂き、了承していただきました。この電解研磨により、切削加工でバリが発生しても研磨によってバリを除去することができます。

さらに後日、今度は単価の件でコストダウンのご相談がありました。切削と電解研磨を行うとバリは回避できますがコストが高くなりすぎるためです。そこで旋盤加工VA・VE.comからは加工性の良い(バリの出にくい)SUS303への変更をご提案しました。SUS303であれば切削加工のみでシート面のバリが緩和できお客様のご要望にお応えすることができました。

こうした一連の提案により、電解研磨工程の削除に加え、SUS304からSUS303への変更による素材費の大幅なコストダウンに成功しました。

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